社会不安が蔓延すると流行るモノ

ビジネスコラム

LIVING as ART、「価値ある仕事とエキサイティングな人生を創造しよう」をテーマに、マーケッターとして活動している山下です。




国内も、海外も、物騒なニュースが連日多いですね。


テロ・戦争・災害・事件
人の生死に関わる報道が、入れ替わり立ち替わり飛び込んできております



これは特に最近はじまった話ではなく
毎年当たり前のように起きることですが、

私個人的な体感としては


新型コロナウイルスの世界的パンデミック以降
世界中がより荒れ始めていると思います。


※パンデミックかどうかの基準は
WHOなどの世界的機関が状況を見ながら判断しているものです




この『荒れる』とはどういう意味かというと
今まで当たり前だったものが崩れる、予期せぬ嫌なことが起きるということです。



ジャンル問わず様々ありますが、

今まで存在が当たり前だった「商品」が消える

今まで存在が当たり前だった「会社」が消える

今まで存在が当たり前だった「人」が消える(※タレントとかもね)

そして、今まで経験したことがない「事件」が起きることも当然あります。





またビジネスの視点で考えていくと

当たり前が崩れる瞬間の裏には、「苦戦するビジネス」があれば「一気に加速するビジネス」も存在します。


例えば、コロナ禍にはWEB会議ツールの「ZOOM」が一気に加速。


個人的にはコロナが流行る前から普段使いするツールでしたが、
やはりリモートが主流になるタイミングで一気に加速しましたね。


2025年現在、その勢いは鈍化していますが
株価のピークは2020年10月(欧米を中心に都市封鎖があった時期)に迎えています



一方、あの時期に苦戦したビジネスでいうと『旅行業界』です。

日本企業ではANAやJAL、さらには旅行代理店も経営が厳しくなりました。



国際労働機関(ILO)や世界観光機関(WTTC)などの報告書によると

観光・旅行業界はパンデミックによる渡航制限やロックダウンの影響で、
2020年だけで世界全体で6200万人も失業



こういう風に

世界が荒れていく中で「今まで当たり前だったものが崩れる」とか「予期せぬ嫌なことが起きる」流れ。



この「流れ」を敏感に察知するのは、マーケッターや経営者だけではなく、生きていく上で非常に重要です。



2026年はどうなるのか?

2026年も、物騒なことはガンガン起きていくと思います。


これまで通り、テロ・戦争・災害・事件 etc
人の生死に関わる、荒れた世界が続くのは変わらないです。



世界平和は目指す姿ですが、人間は学ばないし懲りません。



もう一回隕石でも落ちて我々は生命ごとリセットしないとムリでしょうね。


これくらいインパクトあることが起きない限り、
もう一度いいますが、人間は学ばないし懲りない生き物だと思っております。



日本に住んでいると仕事しなくても死なないので平和ボケしますが

海を超えたある紛争地域では、
命懸けで毎日を生きるのが当たり前の世界なのです。




そしてこういう荒れた世の中が続く中、
社会不安が蔓延すると必ず流行るものがあります。



それは占いです。



人間は、不安を感じ始めると何かにすがりつきたいという気持ちになります。

その対象として、「占い」は必ず流行るのです。



占いには様々あり、四柱推命・占星術・数秘術・タロット・手相 etc


いわゆる診断系(MBTIなど)も、広い意味で同類と考えます。
※自己理解や他者理解を深めて、性格判断や相性診断に利用する点



こういったものは、今後の日本でも消えることはなく、むしろ盛り上がると思います。


分かりやすく、MBTIは日本で2023年頃ブームとなり、今年はラブタイプ診断が流行りました。


テレビ番組の「突然ですが占ってもいいですか?」は、コロナ禍の2020年4月から放送が始まり、今でも続いています。


そもそもの話、

MBTI診断は韓流アイドルがキッカケと認識している人が多いようですが、
その歴史を辿ると100年ほど前からあるものです



開発の裏側エピソードは様々ありますが、そのうちの1つに、第二次世界大戦中「この世から不要な争いをなくしたい」という想いがキッカケとも言われています。




戦争は、人間同士が理解し合えないから起きるもの。
なら、自分と他人の違いを理解するツールを作ろう!
という考えです。


ちなみに、正式に日本語版のMBTIがやってきたのは2000年なのでもう25年前。

それでも企業研修などに活用されていたくらいで、一般的に流行ったタイミングとは別ということになります。




ここでもう1つ。


アメリカにある大学の研究でわかっていることがあって、
第二次世界大戦中はものすごく社会不安があった時期。


あの時期、ドイツ国内では不安が広がるのに合わせて、
星占いに関連した記事も増え続けたという調査結果があります。


つまり、心理的な不安を利用すると大衆を操ることも簡単にできてしまう。






いろいろと話が脱線しましたが

経済が好調で社会になんの不安もない時、人は強気でいられます。


しかし、人間はそれほど強い存在ではありません。


社会不安が強かったり、物騒な世の中になったり、自分の生活が不安になったり
心細くなってくると、何かにすがりつきたくなる生き物です。




私がマーケッターとして、占いやスピリチュアルを流行らす予定はありませんが(苦笑)


今回の話では、世の中の風潮に合わせて流行るものがあれば廃れるものがある
という話が伝わればいいなと思います。


参考までに




このブログの執筆者:
山下隆成(Ryusei Yamashita)
中小企業や個人起業家を対象にマーケティング戦略を支援するマーケッター。『LIVING as ART(人生はアート、思い切り描いていこう)』をテーマに、マーケティングやキャリア、日々の気づきを発信している。ポッドキャスト配信やYouTubeチャンネルのプロデュース、大学講義、イベント統括など幅広く活動。20代で広告会社の制作プロデューサー、(株)リクルートで企画営業を経験し、現在はCMOとしてリアルとオンラインを横断したマーケティング支援を展開している。1993年福岡県生まれ、千葉県育ち。東京都品川区在住。



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